京都を拠点としたNPOです。学校等教育現場でアーティストと子どもがワークショップを行う活動のコーディネートを行っています。


by kodomodeai-k

シンポジウム開催のご案内

「Dance Life Festival2008」の一環として、
 8月12、13日に京都でシンポジウムを開催
~ コミュニティ・ダンスを活用した創造教育の確立を目指して ~

「子どもとアーティストの出会い」(所在地:京都市中京区、代表:井手上 春香)は、NPO法人JCDNとブリティッシュ・カウンシルが全体企画している「Dance Life Festival2008」の一環として、8月12、13日に京都芸術センターで「日本の教育に必要なこと=生きるために必要なコミュニケーション力と創造力を育てること」をテーマに、シンポジウムを共同開催します。
シンポジウムでは、コミュニティ・ダンスが最も根付いていると言われる英国の事例を参考に、コミュニティ・ダンスなどのアートを活用した創造的な教育が、今の日本でなぜ必要なのか、それらを継続していくには、私たちは今何をすればいいのかを考えます。

  英国では、地域=コミュニティにおけるダンス活動(コミュニティ・ダンスと総称)が2004年時点で年間75,000件催され、毎週およそ480万人が参加しています。それに対して日本では、私たちの知る限り年間十数件に止まり、継続した催しもほとんどありません。その理由として、認知度の低さ、経済的課題や異分野と協働するためのシステムがないことなどが挙げられます。
しかし既存の価値観が大きく揺らいでいる今、日本社会に必要なのは、新しい価値観を作り上げる「想像力」と、個ではなくコミュニティとしての価値観を作るための「コミュニケーション力」です。こうした能力を引き出す活動として、老若男女問わず参加できるコミュニティ・ダンスが重要な役割を果たすと私たちは考えています。
今回、コミュニティ・ダンスをテーマに初めて全国的なイベントとして開催される「Dance Life Festival2008」は、産業的、身体的、社会的などダンスが持つ多くの可能性を目に見える形で具体化し、ダンスがこれからの日本社会の健全な発展に寄与する仕組みづくりを目的としています。
そのなかで、京都で開催されるシンポジウムは教育におけるダンスの活用をテーマにしています。体を動かすという「身体性」に大きな特徴をもつダンスは、発達期にある子どもたちが、自分の体を意識して自己を理解することで、他者理解にも繋がると考えられています。教育現場の現状とダンス・プログラムの確立や環境整備のための課題、さらにはアートを活用した創造的な教育を、社会の仕組みとして実現するには今何が必要かを探ります。

シンポジウム概要
■共催:子どもとアーティストの出会い/京都芸術センター
■日時:2008年8月12日[火]・13日[水] ※日英同時通訳が入ります
■会場:京都芸術センター 講堂 http://www.kac.or.jp/京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 tel 075-213-1000
■参加費:2,000円(1日のみ)/3,000円(2日間通し) 定員: 150名
■申し込み方法:JCDN ダンスリザーブ http://dance.jcdn.org/あるいはJCDN 事務局へ、お名前、所属・職業、電話番号、参加希望会場、人数、懇親会参加有無を記載してお申し込みください。
■問合・申込/JCDN事務局  tel 075-361-4685 fax 075-361-6225 mail jcdn@jcdn.org

本件に関するお問い合わせ先

子どもとアーティストの出会い 井手上 春香 (いでがみ・はるか)
〒604-8222 京都市中京区四条通室町西入ル上ル観音堂町466みやこ3
TEL:090-6731-8598/075-231-8607 FAX:075-231-8607 e-mail:idegami@arts-staff.net




■コミュニティ・ダンス
ダンスアーティストと一般の人々が一緒に創造的な活動を行うこと。誰もが踊ることを楽しみ、自己をクリエイティブに表現する方法を体験することにより、表現や価値観の多様性を知り、身体的にも精神的にも活力のある生活を育む。また、誰もがダンスに触れ、参加できるような環境が作られることで、コミュニティが活性化され、芸術形態としてのダンスの質もより向上し、新たな雇用も生み出されていくと考えられている。

■英国におけるコミュニティ・ダンス
イギリスでは、映画や音楽などのコンテンツ産業、デザイン、ファッション、広告などのクリエイティブ・インダストリー(創造産業)による産業復興が志向されており、その一環としてコミュニティダンスも国家戦略として行われている。イギリスでは国が発展していくためには、国民一人一人が「創造力」を持つべきだという考えが定着している。小中学校でのワークショップはもちろんのこと、高校生や大学生など若者のみならず、障がいをもつ方や高齢者のダンスカンパニーも数多く存在。また、少年院などの更生施設でもワークショップが行われている。


■NPOジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
http://www.jcdn.org/
ダンスの持っている力を社会の中で活かしていくこと、子どもから老人まで日常生活の中でダンスに触れる機会を創ること、その為の環境を創ることを目的に、2001年に設立。ダンスアーティストの作品発表及び活動が、アーティストの住む地域だけではなく、全国的に広がっていく為の制作的サポートを行い、2000年に日本全国4カ所8組のダンサーから始まった「踊りに行くぜ!」は、8年目を迎えた2007年には21カ所49組のダンサーが参加している。

■ブリティッシュ・カウンシルhttp://www.britishcouncil.org/jp/japan
1934年に設立された英国の公的な国際文化交流機関。世界100カ国以上で英国と諸外国の文化交流活動を推進している。日本では50年以上の歴史を誇り、教育と文化を通じて、英国と日本を結ぶ架け橋になることを目指している。

■子どもとアーティストの出会い
芸術文化(アート)が多様な価値を創造し、感性を豊かにする存在であるとの認識のもと、芸術文化の促進やアーティストの活動を支援するとともに、これら芸術文化の力をもって子どもたちの健全育成、想像力や創造性の向上、感性の育みを図り、多様な社会の創出に寄与することを目的に、2004年4月にNPO(任意団体)として活動を開始。トヨタ自動車やTOAなど企業のメセナ活動のプログラムの企画・運営も行う。2008年9月にはNPO法人としての認証を予定。

■8月12日、13日京都シンポジウムパネリスト

ケン・バートレット (コミュニティダンス財団 クリエイティブディレクター)
フィオナ・ロス (サドラーズウェルズシアター コネクト部門 代表)
クリストファー・バナーマン (ミドルセックス大学ResCen 所長)
堤康彦 (NPO法人芸術家と子どもたち代表)
糸井登 (宇治市立菟道第二小学校 教諭)
モデレーター/ 井手上春香 (子どもとアーティストの出会い代表)
佐東範一(NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク〈JCDN代表)
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by kodomodeai-k | 2008-07-18 10:00 | イベント案内